■ベクタータイルに続き、Mapboxベースで搭載可能な3Dデータについて、一部ですがまとめました。
・ベクタータイル形式では、”fill-extrusion”でLOD1まで表示可能です。
・3D Tiles(b3dm,pnts)形式やglTF形式は、deck.glやThree.jsを使って、1Layerとして表示可能です。
・TerrainRGBを使って、DEMが表示可能です。
データ項目 | データ詳細(変換対象、出典等) |
PLATEAU 東京23区 | URL:https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau-tokyo23ku-citygml-2020 作成者:国土交通省都市局都市政策課(2021年3月)、CC-BY-4.0 |
PLATEAU 千代田区 PLATEAU 中央区 |
URL : https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau-tokyo23ku-3dtiles-2020 作成者:国土交通省都市局都市政策課(2021年3月)、CC-BY-4.0 3D Tiles(b3dm)形式 |
掛川城ポイントクラウド | URL : https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/kakegawacastle 作成者:静岡県(2019年2月)、CC-BY-4.0 LAS形式⇒3D Tiles(pnts)形式 約2.5Gbyteに変換 |
3dcel 渋谷駅周辺 | URL : https://3dcel.com/opendata/ 渋谷駅周辺750㎡ 3Dデータ 、権利者:PASCO CORPORATION、CC-BY-4.0 OBJ形式⇒glTF形式に変換 |
TerrainRGB標高タイル | URL : mapbox://mapbox.mapbox-terrain-dem-v1 ZL : 1~14 データソース:国土地理院 数値標高モデル(5m/10m) Mapbox Japan社で測量法に基づく国土地理院長承認済み |
●PLATEAU 東京23区
・PLATEAU東京都23区CityGMLの建築物 (bldg:Building)より、MVTに変換。
既に、インディゴ株式会社ラボ にてベクタータイルが公開されていましたので、そのタイルサーバを参照しています。
URL:https://indigo-lab.github.io/plateau-tokyo23ku-building-mvt-2020/{z}/{x}/{y}.pbf ZL:10~16
・LOD1でMVTなので、ストレスなく表示できます。
・Mapboxスタイルで、高さ属性に応じて色替えしています。
paint”: {“fill-extrusion-color”:[‘interpolate’,[‘linear’],[‘get’, ‘measuredHeight’], 0,”#ccf”,100,”#66f”,200,”#d06″,300,”#d03″]}
●PLATEAU千代田区、中央区
・3D-Tiles(b3dm)形式を表示する為に、deck.glを使用しています。
・Three.jsでも表示可能ですが、まだ、試作していません。
・LOD2+テクスチャ有で実態に近くて良いですが、若干表示が重たいのと、高さ(Z)方向の調整が必要です。
deck.MapboxLayer({id:”b3dm1″,type:deck.Tile3DLayer,data:”./chiyoda/tileset.json”,opacity:1}))
●掛川城ポイントクラウド
・3D-Tiles(pnts)形式を表示する為に、deck.glを使用しています。
・LAS約2Gbyteを4,350タイルに分割して、高速に表示しています。
・点群データのタイル化なので、近付くと粗さが気になります。
deck.MapboxLayer({id:”kakegawa3d”,pointSize:1.0,radiusMinPixels:1,type:deck.Tile3DLayer, data:”./kakegawa/tileset.json”, onTileLoad:(th)=>{th.content.cartographicOrigin.z=th.content.cartographicOrigin.z-30}})
●3dcel渋谷駅周辺
・OBJ形式(42Mbyte)からglTF形式(61Mbyte)に変換してThreeboxで表示しています。
・タイル化はしていませんので、最初の読込に時間を要します。
●TerrainRGB標高タイル
・2022年12月に、30mメッシュ標高から、国土地理院数値標高モデル5m/10mのメッシュ標高に精度アップした事により、より繊細な地形表現ができる様になっています。